塩対応の自転車ライフ

AKB48の15期生である込山榛香ちゃんを応援しながら自転車を楽しむ人のブログ(故)

長い戦いが終わり・・・

先週の金曜に優秀卒論発表会があり、そこでのプレゼンを無事に終え卒業確定(のハズ)。

そこで簡単に備忘録として振り返りをつらつらと書いていく。

 

まず優秀卒論発表会というのは、各ゼミ(今回は12ゼミくらいだった)から一人ずつ優秀卒論執筆者を選出して、学部の全教授たちの前でのプレゼンを通して最優秀卒業論文を1つ決めるというもの。賞金もあるらしくそれなりにガチ(笑)

今回、ゼミ代表として優秀卒論に選ばれたのは嬉しかったが、せっかく卒論を提出し不安から解放された矢先にさらにもう1か月の間、細かい部分の修正やプレゼンの準備などをする羽目になり正直怠かった(12月の記事参照)。人前で話すのもあまり得意ではない。むしろ苦手意識が強い。

当日は案の定ガチガチに緊張。

プレゼン自体の出来はまあまあ。自分よりもプレゼンが上手いなと感じたのは2名くらいかな。スライドの作り方とか話し方とか。

論文の構成やら考え方、仮説の構築といった面では、3年間のゼミで何度も言われたことを最後の卒論でしっかりと形に出来たと思ってる。実際にそこも評価してもらっての選出だった。こんな自分でも3年間で得たものがあったらしい。

研究内容・調査の面では課題が多かったように思う。特に調査。コミュ障のくせしてインタビュー調査を選んだせいで苦労が多かった。

  • なかなか話しかけることができず、考察するのに十分なサンプル数が集まらなかった(論外)
  • プレ調査を実施しなかった
  • (詳しい内容は控えるが)一つの側面からしかインタビューしなかった。複数の視点に立てなかった。

など、この他にも色々とある。よく考えたら調査の基本。

「構成を考え、関連研究を漁り、そこから演繹的に仮説を導く」という前半部分に関しては及第点だったかもしれないが(勿論、すべての論文がこの形ではない)、後半部分の調査がそれに伴っていなかったように思える。

 

4年生での卒論を書き終え、やっと論文執筆のスタート地点に立つことができたと実感した。しかし今後、2万字を超える文章を書く機会はおそらくない。もちろん、今回のように長い時間をかけて頭を捻らせて仮説を構築したりすることもない。それでも春から社会人になる上で、今回の経験は論文執筆に限らず様々な方面でプラスに働いてくれると思う。実際に仕事では多くの情報を得て整理し、上手く活用していく方向に応用できるんじゃないか(と思いたい)。何か問題にぶつかった時、今回の調査の課題を活かして複数の側面から物事を捉えられるようになれば解決に繋がるかもしれない(と思いたい)。まあいずれも抽象的なイメージだけど、考え方とか情報の整理とかに関しては仕事にも活きてくるんじゃないかっていうこと。具体的には働いたことがないので知りません(笑)

 

終わりの見えなかった卒論も気が付いたら無事に終わり、フルマラソンを走った後にさらにハーフマランを走れ!と言われたかのような優秀卒論発表会も終わり(結果はまだ出てない)、気が付いたら「やって良かった」と心の底から思えるようになってました。浪人回避のために泣く泣く選んで不本意入学をした大学でしたが、そんな大学の中でも自信を持って「これをやりました!」と言えることが自分の中に1つできたことは誇りです。

 

おつかれ自分。